2021年6月25日 お知らせ, 不動産をご購入の方, 不動産オーナーの方
いよいよコロナ禍のなか、東京オリンピックが開催される見通しになりました。1年延期により、さら混迷を深めることとなったように見受けられますが、無事に終えることができるのでしょうか。
晴海にあるオリンピック選手村では、飲酒の規制がないとか、交流も活発に行われるように報道されています。このオリンピック選手村は、『晴海フラッグ』という名称で不動産開発された分譲・賃貸マンションです。周辺を東京湾の海に囲まれており、海が目の前のため、開けた眺望が最大の売りになっています。レインボーブリッジ、新豊洲や、東京タワーなどが東京湾越し最前列で眺めることができるようなので、盛り上がらないわけがありません。
この選手村は、オリンピック終了後は、水回りや内装を古リフォームして、一般販売されるということです。眺望が売りのため、内側の棟の部屋は5千万円台~販売され、レインボーブリッジを最前列で眺望できる部屋は1億~1.5億円台~の販売となっているようです。5千数百戸の販売なので、2人住まいであれば、1万人以上の街が出来ます。
またまた不動産価格のことで恐縮ですが、この選手村の土地価格を巡り、住民訴訟が行われていることは、ご存知でしょうか。東京都から、大手不動産デベロッパーに売却された坪単価は、なんと約32万円ほどだそうです。(我孫子市の住宅地でもありそうな坪単価です)周辺の土地の坪単価は300万円ほどするそうなので、10分の1の価格での売却につき、不当な価格での売却を行ったとして訴訟となったようです。
不動産評価が問題となった事例では、記憶に新しいところでは、森友学園問題がありました。杜撰な鑑定評価により国有地を不当に安く払い下げた疑いがあるとのことで問題になりました。オリンピック選手村裁判も、すっきりと落ち着くと良いと思います。
不動産取引の現場では、様々な事案がありますので、ご所有の不動産の価格や賃料などについてお知りになりたい場合は、ぜひ弊社までお気軽にご連絡ください。