2023年9月25日 お知らせ, お部屋をお探しの方, 不動産をご購入の方, 不動産オーナーの方
近年、IT技術は目覚ましい勢いで進化しています。最近ではChatGPTの技術が取り沙汰されました。コンピュータと会話が出来、日常生活でも様々な場面で活用が可能になります。学校の宿題・論文等もこの技術が活用出来るため賛否両論出ています。この文章もChatGPTで作成されているかもしれません。
表題のスマートホームもこのようなIT技術が進化し、より身近になったことで実現したものです。スマートホームは、スマートフォンと、インターネットに接続できる家電・設備から成り立っています。スマートフォンがリモコン代わりになります。最近IoTという言葉を見聞きすることが多いと思いますが、このスマートホームがIoTの仕組みを利用したものです。IoTとはInternet of Thingsの略で、直訳すると「モノのインターネット」です。これまで冷蔵庫や洗濯機、掃除機等の家電は家の中で使うものであり、これらの家電をインターネットに接続することなど考えられませんでした。モノ(家電等)がインターネットに接続され、スマートフォン等を介してモノ同士で相互に通信する。これがIoTです。
朝、起床時間に自動でカーテンが開き、スマートスピーカーに声を掛ければ今日の天気を教えてくれます。外出した後にスイッチを押し忘れた洗濯機をスタートでき、洗剤のストックが少なくなってくると洗濯機がお知らせしてくれます。部屋にいるペットの様子も見守りカメラで外出先からリアルタイムで様子が伺えます。スーパーに買い物に行った際、冷蔵庫のストックがスマートフォンから分かるので買い忘れがなくなります。玄関の鍵も持ち歩く必要はありません。スマートフォンや音声認証で開錠可能です。
スマートホームでは既にこのような生活が可能になっています。遠隔操作で家の中のことが出来るようになり、タイムパフォーマンス重視の今の社会では移動時間等を無駄なく使えてとても便利になります。また、外出先からでも家の様子が伺えるので、セキュリティ性能も上がります。まだまだIoT設備の導入事例は少ないですが、今後通信機能を備えた家電・設備が増えていき、かつて映画で見たような近未来の生活風景、機械に話し掛けるような場面も増えてくるのではないでしょうか。
Sabine KroschelによるPixabayからの画像