我孫子市内の犯罪発生件数

2023年10月23日 お知らせ, お部屋をお探しの方, 不動産をご購入の方, 不動産オーナーの方


 我孫子警察署から市内の犯罪発生についてお知らせがありましたので、報告ならび防犯指導についてお伝えします。
 『電話de詐欺』は、市内の発生件数は今年32件発生しています。前年比からすると、13件増加しています。千葉県全体では前年並みに落ち着いているところ、我孫子市内では、前年に対してかなりの件数アップとなっています。『電話de詐欺』は、おもに固定電話にかかってくるので、固定電話の利用を止めることが大事です。いまはスマホや携帯電話があれば十分ですから、固定電話は詐欺の電話がかかってきますので、すぐに利用を中止して廃棄することをお奨めします。
 また自転車の盗難も多く発生しています。自転車盗難は、『窃盗』という犯罪の意識が低く、犯行のハードルを引き下げてしまう、犯罪の入口になりやすいため、自転車盗難を防ぐ、摘発することは大事なことなのだそうです。自転車盗難のおよそ72%は、無施錠だったということです。無施錠の自転車を寸借することも窃盗ですから、犯罪行為を誘発させるきっかけとなりやすいので、自転車には必ず鍵をかけましょう。盗難されにくくするためには、ツーロックが基本なので、2個の鍵をかけるようにしたいですね。これは玄関錠も同じです。
 自動車の盗難も増加しています。千葉県は全国でもワースト3に順位するほど、自動車窃盗が多い県で有名です。県内に『ヤード』と呼ばれる自動車やバイクなどの工場が多いこともあるのでしょうか。千葉県、茨城県は自動車の盗難が他県よりも圧倒的に多いのです。以前は、ハイエースなどの作業車輛の盗難が多かったようですが、最近は、乗用車の盗難が増えています。日本車は耐久性やメンテナンスに優れているため、海外では高値で取引されています。自動車泥棒団に狙われたら防ぐのは難しいため、『見せない』工夫や、『盗むのには面倒臭そうに見える』工夫が大事とのこと。ガレージや車庫、門扉等に工夫を凝らしてほしいとのこと。
 以前は、自動販売機を破壊して盗難などがありましたが、様々な工夫により以前ほど自販機の被害は見受けられなくなりました。それに対して、太陽光パネルを用いた発電設備から資材を盗む事件が増えたそうです。
 我孫子市は県下でも犯罪発生率の低さから治安の良い自治体と評価されています。今一度、防犯意識を高めて治安の良い、安心安全な街にしたいものです。

Mohamed HassanによるPixabayからの画像