千葉北西連絡道路  国道16号線バイパス

2024年11月25日 お知らせ, お部屋をお探しの方, 不動産をご購入の方, 不動産オーナーの方


国道16号線のバイパス『千葉北西連絡道路』計画についてお伝えします。
国道16号線沿いには、セブンパークアリオ柏をはじめ多くの商業施設、量販店や飲食店があるため、国道16号線は慢性的な交通渋滞を引き起こしています。また千葉の湾岸から埼玉へ抜ける道は、外郭環状線と圏央道がありますが、かなり離れているため、その中間に位置する16号線に集中してしまい、慢性的な交通渋滞が発生しています。
令和元年の台風19号のとき、田中調整池内にて洪水調整をした際、農道(北新田の「農道」と呼んでいますが、利根川土手沿いの田んぼ道です。)が通行止めになりました。そのとき、国道16号線は深刻な渋滞となり、田中調整池の農道が、国道16号線の代替路としての機能を担っていたことがはっきりしました。元旦に発生した能登半島地震においても主要幹線道路の代替路線が少ないことは、災害があったときなどに、より事態が深刻化することなどが報道されていました。
千葉県では、一都三県の中で唯一の半島となっていることから、『千葉県にはいると行き止まり』とならないように、道路整備により、他県とのネットワークの連携強化が重要施策としています。令和8年に成田で止まっている圏央道が横芝松尾につながる予定です。千葉市周辺の渋滞に巻き込まれることなく、アクアラインを通り、都心、神奈川方面にアクセスする、よりスムーズな輸送路が整います。県内の港湾の整備振興、空港周辺の地域整備による国際物流の拠点づくりなど、地域の特性を利活用した県内の発展は、まだまだ将来性があると思います。
これらの渋滞解消や災害対策、産業振興、地域発展のために国道16号バイパスとなる「千葉北西連絡道路」計画が具体化することが良いかと思います。
ルートは現16号線の八千代市から、白井市・柏市へ進むところ、印西市のニュータウン方向に北へまっすぐ進み、千葉ニュータウンを交差するように北進し、我孫子市布佐付近に進みます。我孫子市布佐からは、利根川沿いの土手沿いに我孫子市、柏市を通り、野田市川間付近(埼玉県境)につながる計画となっています。
NileによるPixabayからの画像